★原付2種の免許について★
バイクの免許には全部で7つの種類が存在します。
- 原付免許…50cc以下
- 小型限定普通二輪免許…125cc以下
- AT小型限定普通二輪免許…125cc以下のAT
- 普通二輪免許…400cc以下
- AT限定普通二輪免許…400cc以下のAT
- 大型二輪免許…全排気量
- AT限定大型二輪免許…全排気量のAT
上記のように排気量によって対応する免許が定められており、原付免許以外は自動車と同様にAT限定免許と通常の免許があります。
「原付二種免許」とは上記の免許のうち、小型限定普通二輪免許またはAT小型限定普通二輪免許を指す名称で、125cc以下のバイクに限り運転可能な二輪免許です。取得可能年齢は16歳以上となっています。
★二種免許の取得方法★
原付二種免許を取得するためには主に2つの方法があります。
ひとつは教習所に通い、学科教習と技能教習を受け、卒業検定に合格した後に適性試験と学科試験にパスするというもの。もうひとつは教習所に通うことなくダイレクトに試験場へ赴き、学科・技能試験を受験し合格するという方法です。
教習所に通うことなくダイレクトに試験場で受験することで時間短縮できると思われがちですが、実際の合格率は非常に低く、なかには10回以上挑戦してやっと合格できたという人も珍しくありません。
そのため、教習所にかよって免許を取得するパターンが一般的です。原付二種免許を取得するまでに要する時間は、学科教習が26時間、技能教習で12時間。普通自動車免許を持っている場合は、学科教習が大幅に免除され1時間となり、技能教習が10時間となります。ちなみにAT限定の場合は技能教習が8時間となります。
教習所で原付二種免許を取得する場合、免許を取得する人の疲労が考慮され、1日で教習を受けられる上限の時間が道路交通法によって決められています。これまでは1日で最大3時間までしか教習を受けることはできませんでしたが、2018年7月から最大4時間まで受講することが可能になりました。
AT限定免許の場合は8時間の技能教習が必要となるため、これまでは最短でも3日間の教習時間が必要でした。しかし、今回の法改正によって最短2日間で教習を修了することが可能となり、免許取得のために時間を割くことが難しい人であってもハードルが下がったことになります。
教習が終わった後には卒業検定があり、4時間の教習後に同日で卒業検定を受けられるケースは稀であるため、実質的には3日間の日数が必要ではありますが、それでも従来の取得日数に比べると時間短縮になっていることは間違いありません。
★原付2種取得するまでにかかる費用について★
まずは教習所に通って原付二種免許を取得する場合から見ていきましょう。教習料金における原付二種免許費用の相場は、すでに普通自動車免許を持っているかによっても変わってきます。すでに免許を持っている場合は、7〜8万円程度、普通自動車免許を持っていない場合は10〜12万円程度が相場となっています。ちなみに、AT限定と通常の小型限定を比較すると、AT限定のほうが1万円程度相場は安いことが多いです。
原付二種免許で乗れる125cc以下のバイクはスクーターが圧倒的に多いですが、中古バイクのなかにはネイキッドやスポーツタイプのバイクも少なくありません。教習時間や費用は少し多くなってしまいますが、もし乗りたい車種が原付二種の中に無いと事前に思うのであれば、通常の小型限定普通二輪免許を検討してみるのもおすすめです。
教習所の費用については↓↓でも触れているので一度見てくださいね
まとめ
原付2種は免許取得のハードルも低く、経済的にもリーズナブルな乗り物です
またその運動性・動力性は高いです!!
ちなみに免許筆記試験についてはこちらの記事を↓↓
ちなみに免許一発で試験についてはこちらの記事を↓↓