【原付2種雑学講座】原付2種のABSってどんな装備?編

原付2種雑学講座

ABSって車の安全装備で有名だよね?

自動車だけの安全装備じゃないの?

はい。そうですね。
ABSは車の安全装備としては一般的です。
最近では二輪車にも普及しているんです。

そうなんだ
二輪車にも必要な装備なのかな?

近年では法で義務付けされています。
最近の車種には必ず付いています。

今回はABSについて纏めてみました!!
ぜひ参考にしてくださいね

★原付2種とABSについて★
原付2種のABSは2015年1月(2018年1月~適用)に「道路運送車両の保安基準」等を改正し、二輪車の制動装置について「先進制動システムの装備を義務付ける事にに始まります。この時二輪自動車(排気量125cc超)には、一定の技術的要件に適合したABSが必ず装備されなければならない。また、原付二種(同50cc超~125cc)には、同じく技術的要件に適合したABSまたはCBSが必ず装備されなければならないこととなりました。なお、原付一種(同50cc 以下)は適用外となりました。
そして2018年1月からABS義務化が原付二種(51~125cc)や軽二輪(126~250cc)、小型二輪(251cc以上)で運用となりました。現在販売されている原付2種の新車に関してはABSもしくはCBSが装着されている事になります。次にABSとCBSのそれぞれの特徴について纏めてみました。
(ABS)

二輪車ABS のイメージ(国土交通省資料より)
自動車では幅広く普及しており知名度も高い装備です。二輪の世界では1987年にBMWが初めて実用化。日本では二輪車専用のコンパクトなABSをホンダが開発し1992年に市販車へと普及していきました。
二輪車のABSの定義は国土交通省の告示では、「走行中の車両の制動に著しい支障をおよぼす車輪の回転運動の停止を有効に防止することができる装置」とされている。
要するに急ブレーキをかけた時など、車輪がロックしないようにセンサーで感知して、適正な制動力を自動的に得る為の装備という事。
例えば急ブレーキを掛けたときに車輪がロックしないため、 直進時であれば、車両の安定性が保たれて、転倒を回避して停止できる事になり、100km/h走行していて急ブレーキをかけてもスリップする事なく安定的に止まる事が出来る様になります。
また雨で濡れた路面でも直進時に滑ってもちゃんと止まる事が出来る様にもなります。
この事からも二輪のABSのメリットは大きいと言えますね。
(CBS)

二輪車CBS のイメージ(国土交通省資料より)
ABS(Antilock Brake System:アンチロックブレーキシステム)より早い時期から研究・開発されてきたもので、ホンダが1976年にレーシングマシンに採用し、1982年には大型ツアラータイプの市販車に初めて搭載し普及し始め、小型の低排気量の二輪車との相性がいい装備です。
CBS(Combined Brake System:コンバインドブレーキシステム)というのは、国土交通省の告示によると、「複数の車輪の制動装置を単一の操作装置によって作動させることができる装置」と定義されいます。
たとえば後輪ブレーキだけを掛けたとき、前輪にも制動力を発生させて、前・後輪にブレーキが掛かるようにする装置のことで、
逆にライダーが前輪ブレーキだけを掛けたとき、後輪にも制動力を発生させるCBSもあります。
またそのどちらか一方かあるいは両方とも機能するシステムもあります。
効果としては、たとえば運転操作に不慣れなライダーが一方のブレーキのみを操作した場合等でも、CBSによって前・後のブレーキがバランスよく掛かり、前後輪に適切な制動が得られます。ちなみにCBSはABSより早い時期から研究・開発されてきたもので、ホンダが1976年にレーシングマシンに採用し1982年には大型ツアラータイプの市販車に初めて搭載されてきた経緯があります。構造もシンプルで廉価な原付スクーターにも積極的に採用できるなど、小排気量のカテゴリーを中心に普及してきた経緯があるので、原付2種には採用車種が多いです。
ちなみに規制が始まったのが新型車が2018年10月1日、継続生産車は3年後の2021年10月1日となっていますので、2021年の10月からABSを搭載していなければならなくなりました。もちろん中古車には関係ありません。
中古車を検討された要る方もここら辺を確認をして購入の材料のひとつにされるといいと思います。
ちなみにABS、CBSともに運転を支援するための装置で、ブレーキそのものの性能を向上させるものではありません。その機能に限界があるためシステムを過信することなく、ライダー自身による安全運転を心がける必要があります。
世界の流れでは欧州では2016年1月以降。インドでは2018年4月以降。台湾では2019年1月以降。とそれぞれ義務化を図られました。方やアメリカ・オーストラリアなどは未だ明確な基準が存在されておらず、政治的マターとなっています。ただし、流れとしてはこの安全機能は採用されていくと思われます。
ABS・CBSの二輪車への搭載が自動車への普及に比べて遅れた要因は①コスト②重量③サイズの3つがありました。
ただここ最近ではシステムの改良が進み2018年のABS8から現行のABS10に至るまでのシステム進化には目を見張るものがあります。標準搭載化により今後益々進化に磨きが掛かっていく事と思われます。

まとめ

今販売されている新車の原付2種は全てABS・CBSが搭載されています。今中古車を買おうという方もこの機能の有無を事前に確認して購入の検討材料にしましょう。。

 

 

 

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