★MAXシリーズのDNAを受け継ぐグローバル・スタンダード。★
ヤマハ発動機㈱HPより
メーカー名 | YAMAHA |
全長×全幅×全高 | 1955×740×1115mm |
ホイールベース | 1350mm |
シート高 | 765mm |
車両重量 | 127kg |
エンジン形式 | 水冷4ストOHC2バルブ単気筒 |
総排気量 | 124cc |
ボア×ストローク | 52.0×58.7mm |
圧縮比 | 11.2 |
最高出力 | 12PS/7500rpm |
最大トルク | 1.2kg-m/7250rpm |
燃料供給方式 | F1 |
最大燃料タンク容量 | 6.6L |
最低地上高 | 135mm |
変速形式 | Vベルト無段変速 |
ブレーキ形式 前・後 | ディスク・ディスク |
タイヤサイズ 前・後 | 110/70-13・130/70-13 |
メーカー希望価格 | 351,000円 |
NMAXはTMAXを頂点とするMAXシリーズの末弟としてヤマハのクラス最高級モデルとしての位置づけとなります。またHONDAのPCXのライバルでもあります。125ccクラスとしては大柄ですが、250ccスクーターに見られる長くて低いフォルムではなく、固まり感のあるフォルムをまとい車重も127kgなので取り回しは楽です。ラインディングポジションにも余裕があり、大柄なライダーでも窮屈さは感じないです。足を置く場所の自由度も高く、フロアボード前側に足を伸ばせばリラックスした姿勢も取れます。
エンジンはヤマハがブルーコアと呼ぶ高効率燃焼、高冷却性、ロス低減の思想に基づいて新開発した水冷4バルブ単気筒。注目は低中回転域と高回転域で吸気バルブの作動を変えるVVA(可変バルブ)機構。この切り替えは音もショックもないので感覚的にはシームレス。遠心クラッチが繋がる回転数が高めなので、ゼロ発進が力強く、一気に60km/hまで加速します。
NMAXはVVAの恩恵で80km/hを超えても加速感が落ちません。加えてどの速度域でも振動が少なく、小排気量エンジンらしからぬ上質さがあり、燃費は改善され満タンで300km程度は走れます。
ブルーコアエンジンの完成度もさることながら、車体全体の高い剛性感。これはフレームだけでなく、前後サスペンションの剛性と専用に開発された13インチタイヤが効いていると思われます。
NMAXは強めにブレーキを掛けながらバンクさせても不安がありません。この感覚はTMAXに通じるものがあります。そうしたシャッキリとした操縦性と引き換えに乗り心地は若干固め。高級スクーターらしい快適性を求めるか?キビキビとした走りを求めるかで評価は分かれる所です。個人的にはスポーティな走りを求めているので評価しています。
個人的総合評価は★★★★☆
長所)
ブルーコアエンジンによるスポーティな走り
PCXほどの台数が走っていない為差別化できる
短所)
リセールバリューが弱い
まとめ
YAMAHA NMAX ABSはブルーコアエンジンによるスポーティな走りができるスクーター!
PCXとは違うスクーターを探している人は是非こちらを!
永遠のライバルであるHONDAのPCXとの比較記事も作成してみました↓↓↓