★レトロスクーター日本上陸★
プジョー㈱HPより
メーカー名 | プジョー |
全長×全幅×全高 | 1925×710×1190mm |
ホイールベース | 1350mm |
シート高 | 770mm |
車両重量 | 129kg |
エンジン形式 | 空冷4ストOHC2バルブ単気筒 |
総排気量 | 124,6cc |
ボア×ストローク | 52.4×57.8mm |
圧縮比 | NA |
最高出力 | 10.2PS/8500rpm |
最大トルク | 0.9kg-m/7000rpm |
燃料供給方式 | F1 |
最大燃料タンク容量 | 8.5L |
変速形式 | Vベルト無段変速 |
ブレーキ形式 前・後 | ディスク・ディスク |
タイヤサイズ 前・後 | 120/70-12 120/70-12 |
メーカー希望価格 | 386,640円 |
フランスの自動車、自転車メーカーとして有名なプジョーの125ccスクーターがDJANGO125です。
プジョーは1930年代には500ccという当時としては大排気量のモデルも製造しており、50年代以降は小排気量のモペットタイプやスクータータイプを主力としてヨーロッパ諸国ではメジャーな存在であり続けています。2018年3月から日本の輸入総代理店が決まり正式輸入が開始されました。
このモデルのポイントは60年以上前に人気を博したモデル「S55」をオマージュした優美なデザインで存在感のあるフロントカウル周りと特徴的なリア廻り、ツートンのカラーリングがレトロ感を演出しています。
しかし見た目とは違い走り出してみれば紛れもなく最新のスクーターで、ヨーロッパブランドとしては珍しく低中回転域を使って穏やかに発進加速し、スルスルと速度を乗せていきます。
キビキビと走るタイプでは無いですが、走行中のエンジン振動が少なく、吸排気音や駆動系のノイズも抑えられているので、長時間走行しても疲れません。
ホイールベースが長い事もあってハンドリングは穏やかで直進安定性重視の設定です。その割には前後サスペンションが硬めです。タンデムランディングの時にはばっちり合う設定となります。
加減速時もギャップ通過時も車体姿勢が落ち着いているので運転しやすい上、前後に長いシートでライダーとパッセンジャーの着座位置自由度が大きく長時間のライディングも快適です。
しかもシート形状の関係で頭の高さがそろうので会話もしやすいです。カップルのタンデムには断然おススメのモデルです。
逆にソロライドの頻度が多いならリアサスの5段階調整式プリロードを弱めればOKです。
レトロな見た目とは逆に装備面は現代風でLEDライトに12V電源ソケット、外気温計まで備えたデジタルメーターを備えフロントブレーキにABSも装備するなどビギナーにも大きな安心材料になっています。
エレガントなデザイン、穏やかでタンデム走行が得意な走行特性も指名買いの理由としては十分で、オートバイには珍しいフレンチブランドというのも魅力的です。
個人的総合評価は★★★☆☆
長所)
レトロな雰囲気のデザイン
タンデム走行に向いている
短所)
サスペンションが固め
まとめ
PEUGEOT DJANGO125はレトロなフォルムとタンデム走行が似合います。このフォルムが好きな人は買い!