★復活したイタリアンスクーター★
メーカー名 | LAMBRETTA |
全長×全幅×全高 | 1890×735×1115mm |
ホイールベース | 1340mm |
シート高 | 770mm |
車両重量 | 134kg |
エンジン形式 | 空冷4ストOHC2バルブ単気筒 |
総排気量 | 124,6cc |
ボア×ストローク | 52.4×57.8mm |
圧縮比 | 10.7±0.2 |
最高出力 | 10.2PS/8500rpm |
最大トルク | 0.9kg-m/7000rpm |
燃料供給方式 | F1 |
最大燃料タンク容量 | 6.0L |
変速形式 | Vベルト無段変速 |
ブレーキ形式 前・後 | φ226mmディスク・φ220mmディスク |
タイヤサイズ 前・後 | 110/70-12 120/70-12 |
メーカー希望価格 | 400,000円 |
ベスパと共にイタリアを代表するスクーターとして人気を誇ったのがLAMBRETTAです。
1990年代に一度消滅しましたが、近年のミラノショーで復活を遂げ、日本でも正規輸入販売代理店が決まり、導入されることとになりました。
現状、固定フェンダー(FIX)と可動フェンダー(FLEX)仕様の2種類があります。
デザインはKTMやハスクバーナも担当するオーストリアのキスカデザイン社による美しいフォルム。
長いボディ後部や角型ヘッドライトは往年のLAMBRETTAを彷彿させレトロ感を嫌味なく演出しています。優美なボディデザインから穏やかな走行性能を想像させるが、実はなかなかスポーティです。
約4000回転という高めの回転で遠心クラッチが繋がり始めるのでスタートダッシュに不満はありません。全開加速では最大トルクを発生する7000回転台を使って力強く速度に乗ります。
車重が重めなのでキビキビとまではいかないですが、市街地走行で交通の流れに乗るには十分で、タンデム走行も苦にしないと思います。
ハンドリングはダイレクト感のあるもの、通常のスクーターはメインフレームがねじれてフロントとリアがバラバラに動きやすいというネガティブ要素もありますが、LAMBRETTAはスチールモノコック構造を採用しており十分な捻じれ剛性と曲げ剛性を確保しており、ブレーキを寝かし込んでも不安な挙動は全く出ず、クイックに切り返してみても捻じれによる揺り戻しが来ません。
前後12インチホイールの小径ホイールゆえ、大きめの段差ではバタつくもののすぐに収束します。
前後連動ブレーキを標準装備しており、効率的かつ安全に減速できます。
街乗りであれば左レバーを握るだけで十分に止まる事が出来ます
なおドライ路面であればABSの必要性は感じないと思います。
スポーティな動力性能とハンドリング、充実した装備に他車とは違う個性。
とても魅力的な1台です。
個人的総合評価は★★★☆☆
長所)
クラシカルな雰囲気のデザイン
国産車には雰囲気
短所)
車重がある
まとめ
LAMBRETTA V125 SPECIAL FIX/FLEXはクラシカルなフォルムです。このフォルムが好きな人は買い!